
情報をあつめるときはできるだけ多くの情報源を参考にしなさい!!
「できるだけ多くの情報源から情報を得る」
は世間の常識と言えるくらい浸透していますね。
学校の教科書にも「セカンドオピニオン」という言葉は載っています。
今回は成長したいと思った人が
成長のための情報を「できるだけたくさんの情報を参考に」してはいけない理由
について紹介します。
よく言われる「できるだけたくさんの情報を参考にしよう」は客観的事実を調べるとき
「できるだけたくさんの情報を参考にしよう」の本質的な狙いはなんでしょうか。
・できるだけ情報を確実なものにしたい
これが大きな目的ですね。
例えば「失敗しない化粧品の選び方」
などを調べたいと思ったら
・医者
・好きなYoutuber
・親
・友人
・好きな芸能人
これらの人たちがみんな同じ商品をオススメしていたら買いたくなりますよね。
「その化粧品にはきっと効果があるだろう」と思いますよね。
このように「客観的な事実を調べたい」と思ったときには
「たくさんの情報を参考にする」という方法はとても有効です。
そして人間は一つの方法を知ると他にも応用したくなるものです。
ではこのブログの目的でもある「成長したい」と思ったときにも言えることなのでしょうか。
「成長」に関してはこの方法は効果がないというよりむしろ逆効果なんです。
情報集めのデメリット

発信者の気持ちになって考えてみましょう。

自分が成功した方法を紹介しよう!
発信者は自分が歩んできた成功までの長い道のりを10個のステップに分けて説明してくれるとしましょう。
ステップ1(入門)からステップ10(達成)までを積み上げていけば必ず成功するというように細かく方法を解説してくれます。
受け取り側はだいたい「できるだけ多くの人の方法を参考にしてみよう」と考えています。
成長したいと思って情報収集をする人はできるだけ簡単に成長できたらいいなと思いますよね。
すると,「できるだけ簡単に成長したい」という本能が働いて
何人もステップ1(入門)からステップ10(達成)までを解説してくれているのに
様々な発信者の簡単なステップ1(入門)だけを参考にしてしまいます。
例えば「テストで点を取れるようになりたい」と思っている人がどうやったらテストで点を取れるようになるか調べようとしたときに,
・睡眠は8時間以上とった方がいい
・25分しか集中は続かないから勉強は1日25分だけでいい
・睡眠学習がいいから勉強は寝る前だけでいい
と言ったノウハウをそれぞれ別々の人から学んだとします。
これをすべて実行したとしたらほとんど勉強できてませんよね。
大切なのはこれらの裏にある
「その代わりに25分勉強を10セットやるべし」
などのキツいノウハウは無視してしまうんです。
けっきょく自分の都合のいいノウハウだけを集めてしまうんですね。
それでは成長できません。
成長したいときはたった一人の意見を参考にすべし

私が受験生のときには
周りの受験生友達にはあらゆる人気の参考書を買い集めている人がいました。
これは間違いということはここまでの話から考えればすぐわかりますね。
参考書を書いた人は「これを読めば自分と同じようにステップアップできるはずだ」と思って書いてますよね。

他の人の方法も取り入れながら自分の方法も少し取り入れてみてね
と思いながら書いている人がいるとは少し考えにくいですね😅
もともと参考書って一冊で完結するようにできてるものです。
複数買うことは想定されていません。
一冊をパーフェクトにするものとして作られているんです。
やるべきことはシンプルです。
「たった一人の成長の方法」を学ぶだけです。
ステップ1からステップ10までを一人から学び,それを忠実に実行することが一番成長への近道と言えるでしょう。
さいごに
「情報を集めるならできるだけ広範囲から」
という常識のようなものがあります。
それは間違っていません。
しかし,成長の方法を考えるときにはそれは間違っているということがお分かり頂けたと思います。

ステップ1(入門)からステップ10(達成)まで地道にステップアップすれば誰でも成長できるよ

よし!いろいろな人からのノウハウを参考にしまくって頑張ろう!!
真面目な人ほど,「成長するためにも同じ方法で情報収集だ!」と考えてしまうでしょう。
もし今回この記事を読んでいただけた方で,「成長したい!」と思っている人はぜひ一人の方法だけを勉強して貫いてみてください。
成長の方向を間違わないことが大切です。
一貫して成長の方法を学んでスキルアップすれば人生は必ず良い方向に向かいます。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
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