
努力したって成功しないよ
「努力したら成功するのか」
誰しも考えたことあることです。
もちろん私もたくさんあります笑

努力しなくていいならしたくないよ〜
面倒くさがり合理主義の私は
「努力がどれだけ自分の成功に影響を及ぼすのか」
について調べることにしました。
私は仕事柄,ニンゲンがどのように成長するのか,
特にニンゲンの努力がどの程度成功に影響を及ぼすのかについて知る必要がありました。
❓努力によって何が得られるのか
❓努力する人としない人でどのくらい成功する割合が違うのか
❓どのような努力をすれば直接成功に結びつくのか
この記事ではこのような疑問を解消します。
研究途中の私が,今のところ発見した4つについて話していこうと思います。
自信の根拠になる努力

できる自信がない…
とこれまで感じたことがある人がほとんどだと思います。
今回は自信を2種類にわけて解説しようと思います。
1️⃣根拠のない自信
2️⃣根拠のある自信
1️⃣ 根拠のない自信

なぜだかわからないけどできる気がする
こう思ったことありませんか?
自分で自分のことを「天才」や「才能がある」と言っている人の自信はこれに当たることが多いです。
野球で例えると,

おれは天才だ。なぜか知らないけどヒット打てるんだから
このような自信を根拠のない自信と呼びます。
一時的には便利で爆発的な躍進をもたらしてくれることがあります。
しかし,この自信はいつか消えてしまいます。
長期的には活きてきません。
2️⃣ 根拠のある自信

自分ならできる。だってこれまでできたんだから
このように「できる理由」が明確であり,自信が根拠のある自信と言います。
別の名前で「自己効力感」と呼ばれたりします。
自己効力感を持つ人は自分で天才などとは言いません。ただ,周りの人からは天才と呼ばれることが多くなります。
このような自信は超長期的に,人生を通じて消えない自信になります。
同じく野球で例えるなら

僕は天才じゃない。なぜならヒットの打ち方がわかるから
❌ 「天才だから」という曖昧な理由ではなく,
⭕️ 努力によってヒットを打てるやり方を全て体得した
という根拠から,「ヒットを打てる」という成功の結果を導けるという自信を持っている状態です。
努力をすることによって「自分は必ずできる」という自信を得られたことがわかります。
ちなみにこの言葉は最も有名な日本人メジャーリーガーのイチローの言葉です。
イチローは周りから天才と言われることが多いですが,本人はそうは思っていないようですね。
根拠のある自信(自己効力感)を持とう
今回自信を1️⃣根拠のない自信と2️⃣根拠のある自信を分けました。
2️⃣根拠のある自信(自己効力感)を身につければいいというのはわかっていただけたと思います。
でも実は1️⃣根拠のない自信と2️⃣根拠のある自信を区別できている人は少ないんです。
今回お伝えしたいのは,2️⃣根拠のある自信(自己効力感)を身につけるためには「やり抜く力」が必要になることです。
やり抜くことによって「自信の根拠」を強くし,人生を生き抜く力にしていくことが大切です。
これがわかれば反対に「自信がない状態」というのがどういう状態かわかりますね。
もし気になる方は下のページで書いているので参考にしてみてください。
目標を持ち続けるための努力

半年前は目標を持っていて,頑張っていたけど,もうやめてしまった
ニンゲンであればこんな経験をすると思います。
実はやり抜く力によってこんな問題も解決することができます。
目標を立ててもあきらめてしまう人の原因は
1️⃣ 目標が高くて道のりがイメージできない
2️⃣ 他の人にお願いされる仕事を優先的にこなして自分の目標のための努力をする余裕がない
3️⃣ 目標を達成できるような環境に自分がいない
2️⃣と3️⃣では自分だけでなく,自分が関わる相手や自分が置かれた環境をコントロールする必要があります。
「環境を整える力」に関してはいくつか記事を書いています。
もし気になる方は「最高の職場環境」についての以下の記事を読んでみてください。
今回は目標を持ち続ける努力として1️⃣について解説していきたいと思います。
目標のための階段をできるだけ細かく考える
目標をあきらめてしまう人は
✅ 目標への細かいステップがたてられていない
ことがあります。
例えば「英語を話せるようになる」という目標を立てたとしましょう。
しかし,目標を立てたのはいいものの,何から取り組んでいいのかわからないから何もできない。
このような状況におちいってしまいます。
このような高い目標を立てるときは必ず「細かい目標」が必要です。
少しカッコつければ「スモールステップ」とも言われますね笑
これは細かければ細かいほど,種類が多ければ多いほど有効になってきます。
簡単に例を示してみましょう。
【英語が話せるようになる】
英語力①〈聞くちから〉
・英単語帳1500の一冊丸々覚えきる
・いつのことについて話しているのかわかるために過去形などの変化をマスターする
・日本語にはない発音をすべて聞き取れるように繰り返し聞く
英語力②〈話すちから〉
・英単語帳1500の一冊丸々覚えきる
・挨拶などよく使う表現をすべて覚える
今回は・2種類の英語力 と ・具体的な行動を3つずつ あげました。
このように種類が多いほど,細かいほど目標達成に近づきます。

こんなに目標を整理できないよ…
こんな方もいますよね。
安心してください。
こういう時に役に立つのが「思考ツール」です。
思考ツールはいろいろありますが,
エンジェルスの大谷選手が使っていた「マンダラート」を今回は例にあげます。

このように
「ドラフト1位」を目標に
✅たくさんの種類で
✅できるだけ細かく
ステップが作られていることがわかりますね。
大谷選手はこのチャートに書いてあることをやり続けました。
というかすでに目標を達成してしまってメジャーリーガーになった今もやっているみたいですね。
このように「目標を持ち続ける努力」を続けていれば目標は必ず達成できます。
もし皆さんの中に目標があるという人がいれば,このマンダラートを立ててみることをオススメします。
やり抜いて成功する人の統計データ

いやいや成功者のデータを集めただけでしょ
と思われた方は非常に良い批判的思考力をお持ちです❗️
「成功者のデータからみんなに当てはまるかのように見せかける」
こんな人をあざむく技は社会でたくさん使われています。
その真偽を確かめるために使うのが
”統計情報”です。
統計を見て,
・頑張りつづけた人が成功するのか
・頑張らない人と変わらないのか
見ていきましょう。
以下はGRIT The Power of Passion and Perseverance, Angela Duckworth(2016)を参考にしています。
やり抜く人が進学する
まずは「進学できる人」にとって一番大事な能力は
⭕️やり抜く力
であり,
❌どれだけ学校が好きか
❌どれだけ勉強に真面目に取り組むか
❌どれだけ学校が安全か
のどれでもないと研究によって分かっています。
他にも
・作家の成功
・英単語スペリング大会
・陸軍の成績
どれをとっても「やり抜く力」が一番の大きな要因だったと研究によって分かりました。
このように実は「成功するには努力が大事」と言うのはただのキレイごとなんかではなく,
事実であると分かっています。
100%成功する努力
最後にはなんと
100%成功する人が世の中にはいることを紹介しておきます。
アフリカ部族の司祭の話です。
農耕が盛んな地域の部族ですが,もちろん作物の収穫は天候によって決まってしまいます。
そこで”踊れば百発百中雨を降らせることができる”司祭が現れました。
その名は外国まで知れ渡りました。
外国の調査チームの耳にも入り,

なんだそれはすごい!!!
ということで調査団が派遣されました。
よくよく調べたのち,結果報告の場面。

本当に踊ったら百発百中で雨が降りました!

そんなことが…!

なぜなら雨が降るまで踊り続けていたからです!
オチが決まりましたね笑
でもこれ,実は現代の私たちの世界でもいえることなんです。
世の中すごいって言われてる人たちも
目標を達成するまでガンバり続けたから成功しています。
さいごに
これまで「やり抜けば成功する」と言うことを
様々な側面から話してきました。
実は,逆に「生まれながらの才能」は努力に比べて成功にはあまり影響しないことも分かっています。
「才能だ」ばかり言う人になってしまうと自分の能力さえも下げてしまうことになってしまいます。
このことについては気になった人は以下で。
失敗した私とは違い,
才能あるみなさんなら
これから「やり抜く態度」を大切にして行けば必ず成功することができます。
みなさんがやり抜いて成功することを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
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