
部下が何を考えているのかわからない…
部下との接し方に悩む上司は多いですよね!
今回は世代が違う生徒と何年も良い関係を築いてきたおこめが,
上司がどのように若い部下に接すれば良いのか?
について解説していきます。
結論から言うと,
相手を理解することが最優先
解説していきます!
若い世代とベテラン世代でライフスタイルが全く変わってきている

若い世代は
- ・副業
- ・より良い転職を常に探す
- ・リモートで良ければバンバン使う
ベテラン世代は
- ・本業一筋
- ・最初の会社一筋
- ・会話は直接に限る
若い世代とベテラン世代で価値観の違いがあらわになってきています。
最近はBOSSのCMでドラクエとコラボしたCMが話題ですね笑
このような違いはどうして生まれるのでしょうか?
若い世代とベテラン世代の寿命が圧倒的に違う

ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されており、日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えています。
引用元:厚生労働省「『人生100年時代』にむけて」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000207430.html
平均寿命が107歳なんて考えて生きている人はいるでしょうか?
定年退職してから47年間もあるんです。
もはや退職は終わりではなく,60歳から始まる第2の人生のプランも考えていかないといけません。
老後への備えが必須になる若い世代と
「80歳まで生きるから老後の20年間はゆったり」と考えているベテラン世代
価値観が合うわけがありません。
若い世代は20代から老後への備えで必死です。

おこめも
無駄な出費はせず,貯金はもちろん,老後で働けなくなるときのために株も学んで配当金がもらえる不労所得をコツコツためています。さらに今のサラリーマンの収入では心許ないので,副業で少しでも稼げるように毎日頑張っています。
おこめは田舎暮らしが好きなので転職は考えていませんが,
都市部の若者であれば,

今の会社で骨を埋めるつもりは全くない!より年収が高い企業への転職を常に狙っている
と言う若い世代がいっぱいいます。
一方,ベテラン世代は
- ・出世してなんぼ
- ・社会を動かしてなんぼ
- ・会社に尽くしてなんぼ
- ・出世して収入がアップしたらそれなりの生活レベルにあげる
- ・老後は年金暮らし
こんな考えで普段から生活しています。
もう若い世代とベテラン世代は文字通り住む世界が違うんです。
ベテラン上司が若い部下と話すときは
全く文化が違う国の人と話すくらいの感覚がちょうどいいのかもしれません。
生存者バイアス

しかし,ベテラン世代は指導する立場です。
なんとか部下とコミュニケーションをとりながら,部下を会社にとって有益な人材にするために指導しなければなりません。
このときにベテラン上司が犯してしまいがちなミスが
自分の成功体験をもとに話す
ことです。
おこめも学校の教員として教える側になってみて
教えることがめちゃくちゃ不安になったことがあります。

どうやって教えよう…
不安なときはいつも
自分がどう教わったのか思い出す
これが一番手っ取り早い方法ですよね。

自分が成功したことをもとに
部下にも同じ成功体験をさせればOK!
と考えます。手っ取り早く,確実な方法に感じられます。
しかし,先述したように相手が全く違う文化を生きている人だったらどうでしょうか。
自分とは別の文化で育ったので,昔自分にとっての成功は部下にとっては成功ではないかもしれませんよね。
ひと昔まえは
いつかはクラウン
と言うキャッチコピーが流行り,クラウンはエリートの象徴であり,人生の目標でした。
クラウンを買うために人生を生きている人だってたくさんいました。
でも今の時代にクラウンをめちゃくちゃ欲しがっている若者はどれだけいるでしょうか?
ほぼいませんよね。
部下を指導するときには相手を理解することが最優先
部下を教えるときに大切なのは
異文化理解する力
です。
今の若者がどう言う価値を重視しているのか
- ・定時退勤なのか
- ・収入なのか
- ・家族なのか
- ・趣味なのか
- ・出世なのか
いろいろなタイプがあります。
自分と同じ価値を持つ人は100人に一人くらいしかいません。
指導方法の唯一の正解はありません。
部下に合わせて指導スタイルを変えていく必要があります。
相手が求めるものを目標として立ててあげれば,必ず部下のモチベーションを引き出し,良い部下と上司の関係を気づくことができます。
さいごに

今回は
・若い世代とベテラン世代の価値観の違い
・生存者バイアス
・部下を指導するときは相手を理解することが最優先
このような話をしてきました。
おこめも教員として世代が違う生徒とたくさん接してきました。
そこで一番注意するのが生徒理解です。
・世代の違い
・家庭の違い
・発達特性の違い
・能力の違い
生徒は違いだらけです。
それぞれにあった指導方法を考えていけば必ず生徒を成長する手立ては見つかりました。
相手に応じた武器をたくさん手に入れることがコミュニケーションの真の成長です。
コミュ力MAXになってより良い人生にしていきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
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