フィンランドの教育はどうして優れている!?   フィンランド式教育が青く見える3つの理由

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教育
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「フィンランド式教育」

と聞くと皆さんはどんなイメージが湧きますか?

  • 「手厚い」
  • 「自由」
  • 「子どもが力を伸ばせる」
  • 「なんか知らんけど良いイメージがある」

様々ですよね。

 

やっぱりフィンランド式教育と聞くと良いイメージがある人がほとんどなんじゃないでしょうか。

ではどうしてフィンランドの教育がこれほどブランド化されているのか

その理由について,フィンランドに研究留学した経験をもとに解説していこうと思います。

 

この記事を書いた人
おこめ

受験生初期で462点(5割)をとり志望校E判定に絶望|1年間猛勉強の末に802点まで到達(9割)|英語・生物の教員経験アリ|英語大キライで英語圏留学経験ないながらもTOEIC815点・英検準1級|広島大学大学院教育学研究科|趣味はロードバイク・サウナ・キャンプ
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国際学力テストの成績がトップ

「フィンランドが世界学力テストでトップの成績をとった」

このニュースを知っている人は多いのではないでしょうか?

 

OECD加盟国が対象となっている国際学習到達度調査,通称 ”PISA” というものがあります。

世界的な規模でこうした統一された学力調査が行われてのは初めてで,2000年から始まりました。

「世界で教育が強い国はどこなのか」

この疑問の答えがはじめて明らかになると教育関係者からはもちろん注目のまとでした。

 

このテストでフィンランドは総合トップの成績を取りました

しかも2000年から2009年までの全3回のテスト全てで,です。

 

詳しくは以下の表を参考にしてください。

ちなみにOECD加盟国はアメリカ,イギリス,日本など,全36カ国あります。

年/分野数学国語理科
20004位1位3位
20031位1位1位
20061位2位1位
20092位2位1位

出典OECD(2003)”Literacy Skills for the World of Tomorrow-Further results from PISA 2000” ;OECD(2004)”Learning for Tomorrow’s World: First Results from PISA 2003” ;OECD(2007)”PISA 2006 Science Competencies for Tomorrow’s World” ;OECD(2010)”PISA 2009 Results:Executive Summary” ; OECD(2013)”PISA 2012 Results in Focus: What 15-year-olds know and what they can do with what they know”

フィンランドが9年間にわたって総合的に1位なのは一目瞭然ですね。

 

初回から9年にわたってずっとトップクラスの成績を取り続ければ

「世界で一番教育が優れているのはフィンランドだ」

と誰が言っても反論できませんよね。

こうしてフィンランドは「世界トップの教育国」として注目されるようになりました。

 

教員の質が高い

世界的にフィンランドの教員は質が高いと言われています。

大学院をでないと教員になれない

フィンランドの教員は修士課程を修了しないと教員にはなれません

日本で言えば,大学の学部の4年間と大学院の2年間の合計6年間を大学で勉強しなければいけません。

一方,日本では最短で短期大学の2年間だけで良いということになるので,

日本とフィンランドで教員の実力に差が出るのは当然ということになります。

 

ただ,もちろん一口に教員と言っても日本とフィンランドで行う業務や内容,大学の教員養成のやり方さえもまったく違います。

実質でどっちの方が優れているかというのはそれぞれ良いところや悪いところがあるので,一概には言えません。

 

教育実習がめっちゃ多い

フィンランドの大学では全部で4回の教育実習が行われます。

日本の大学では基本的に1回しか行われないので,単純計算で日本の4倍あります。

 

しかも履修が必要になる教職科目60単位のうち,教育実習にあたる単位は20単位。

なんと教職科目のうち3分の1を教育実習が占めます。

 

このようにフィンランドの大学では実践的な教員養成が行われていることがよくわかりますね。

 

学習支援が手厚い

フィンランドの教育は「落ちこぼれを出さない教育」と言われています。

教育費が無償

どんな経済状況の家庭であっても,

幼稚園からなんと大学までにかかる教育がほぼ無料で受けられます。

小学校までは給食や教科書代はもちろん,送迎にかかる費用も全て無料

中学校では教科書にはお金を払わないといけないものの,給食費は無料です。

大学でも授業料は無料

私もヘルシンキ大学に留学しましたが,授業料は無料でした。

もちろん経済的に厳しい家庭への援助は手厚いものが準備されています。

このようにフィンランドでは家庭にお金があろうとなかろうと,

大学までの学びを保証する制度が整っていると言えますね。

少人数教育

フィンランドの教育で有名なのが少人数教育です。

各国の平均人数を見てみましょう。

国名生徒数平均(人)
フィンランド19
日本39
イギリス25
フランス27
アメリカ23
韓国38
アイルランド24
オーストラリア24
イタリア22
カナダ26
ドイツ24
ニュージーランド25
OECD加盟国平均25

出典: 国立教育政策研究所 (2002) 「生きるための知識と技能 OECD生徒の学習到達度調査 (PISA) 2000年調査報告書」

フィンランドが圧倒的に少人数でクラスを作っていることが分かりますね。

 

私が行かせてもらったフィンランドの学校の先生には

フィンランドの教員
フィンランドの教員

うちは最大で15人だよ!

ええ!日本は40人!?そんなんで授業できんの!?

って言われました…

 

フィンランドの教員からすれば40人の一斉授業なんて異常ということです。

 

フィンランドは国全体で少人数教育を導入しています。

一人ひとりをよくみて支援することができるというわけですね。

 

他にも

生徒を支援するような仕組みがたくさんあります。

✅気軽に選択できる留年制度

✅大学はどの年齢でも気軽に入れる風潮

 

これらをみても分かるように

やはり国全体として「学び」はとても大事なものという共通認識があります。

それにしたがって教員も超人気職になっています。

 

「教育が国をよくしてくれる」

こんな意識が国全体で共有されてるんですね。

 

まとめ

フィンランド の教育が青く見える3つの理由を解説しました。

1.国際学力テストの成績が良い

2.教員の質が高い

3.学習支援が手厚い

 

日本の教育と比べてみたら,

「フィンランドの教育めっちゃ良いじゃん!日本にも取り入れようぜ!日本は何してんだ!?」

と思いますよね。

 

でも実はフィンランドの教育にはデメリットもあります。

そしてもちろん,日本の教育も良いところがたくさんあります

実は世界の日本の教育の評価はかなり高く,日本の教育を研究対象にしている国もたくさんあります。

そして教育というのは実はその国も歴史・文化などを色濃く反映しています。

「その国に合った教育」を各国がそれぞれで行っているんですね。

 

「あの国の教育が良さそうだからとりあえず取りいれてみっか!」

というのはかなり慎重にならないといけないということです。

 

「海外から見た日本の教育の良いところ」

「フィンランドの教育の悪いところ」

について知りたい方がいれば,また記事にしようと思うので,コメントを残していただけると幸いです。

 

長文になりましたねすみません笑

最後まで読んでいただきありがとうございました!!


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