
こんにちは〜!おこめです!
今回は新しい入試の変更点と対策の数学バージョンです。
はじめに新入試で数学で高得点をとるためにはどうすればいいのか,対策をまとめます。
・日常的な現象を数学的に理解することが重視→日常的な現象を数学的に判断してみよう
解説していきます!
入試全体の変更点一覧や,激動の英語入試については以下の記事を参考にしてください。
日常生活を数学的に見て表現する力が重視されるようになる

大学入試センターによれば,これからの大学入試の数学で出題される問題の特徴として
① 日常現象を数理的にとらえて数学的な表現を用いて説明する力を問うため,階段の路面を題材に,事象を三角比を用いて表現する問題を出題。
② コンピュータのグラフ表示ソフトを用いるなどICTを活用した学習場面を設定した出題。
③ 問題解決に向けて,「構想を立てる」ことに焦点を当てた問題。会話文を通じて,基本的な概念に関する本質的な意味や理解などが問えるように工夫。事象に関する直感的な概念に関する本質的な意味や理解などが問えるように工夫。事象に関する直感的な認識と得られた計算結果のズレの意味を考える問題。
大学入試センター公表資料(2018)

いろいろありすぎてわからない…
安心してください!
今回は一番大切な①にしぼって解説していきます!
①では,日常生活から数学を出題するから数学的に説明してね
と書いてあります。
これだけではわかりにくいと思うので,実際のテストを見てみましょう。

このように日常生活でよく目にするもの(階段など)についての問題が出題されるようになります。
では数学の新問題にはどうやって対策すればいいのでしょうか。
日常生活の現象を数学的にとらえることに慣れる

日常生活の現象を数学的にとらえることに慣れましょう!
以上!
…
…
…

それだけ!?
いやいや無理無理無理無理!!!!!!!

これだけ言われても無理だと思うので,少しだけ例を紹介します。

上のグラフは地震の揺れ(Gal)を表しています。

では問題です!
「全ての都道府県の出身者にとって,それぞれの揺れの程度がわかりやすくなるにはどうすれば良いと考えるか。数学の知識をもとに説明しなさい。」
ぽく
ぽく
ぽく
チーン
いかがでしょうか。
こういう問題の答えは一つじゃありません。
いちおう解答をつけるとしたら,「対数をとる」ということになります。

これは震度を表すグラフです。
このように表すことができれば,震源地から遠くの地域まで,地域ごとに差がわかりやすいですよね。
このように,日常生活で実際に使われている数学はたくさんあります。
今回のように日常の数学に気づき,実際に数学的に理解し,表現してみる。
この繰り返しをして慣れましょう。
ちなみにこの問題は
「高校数学を100倍楽しく」というサイトから引用しました。
日常生活の数学が他にもたくさん載っていますので,大学入試ガチ勢は全てチェックしておきましょう!

さいごに
英語や国語の記事でも言っていますが,これからの新入試に必要な力である
「日常生活の現象を数学的にとらえる力」
をすぐに身につけることはできません。
しかし,毎日習慣として続けていけば必ず誰でも身につけることができます!
習慣化が入試の鍵となるのは間違い無いでしょう。
このブログでは習慣化の具体的な方法まで書いています。
入試で高得点を狙っている生徒は是非参考にしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
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