今回は思考の種類を大きく3種類に分けて解説します。
思考の種類を知ることで,
✅「今はどんな思考をしているのか」
✅「今の思考は正しい思考なのか」
このような判断ができ,疲れにくい脳を手に入れる事ができます。
結論から言うと,
思考は大きく分けて3種類あります。
・過去への思考
・未来への思考
・現在への思考
それぞれ特徴が大きく違うので解説していきます。
過去への思考
過去への思考と言っても様々あります。

あの時あんなことをしていなければ…今ごろ上手く行ってたのになぁ…
のようなネガティブなものもあれば,

あの時は楽しかった!!!
のようなポジティブなものもあります。
過去思考のメリット
過去への思考をすることのメリットは
・反省して改善できること
ですね。
PDCAサイクルが人気になってますが,これは過去思考なしにはできません。
過去思考のデメリット
過去思考のデメリットですぐ思いつくのは
・失敗を思い出してくよくよして前に進まない
ですよね。
しかし今回はほとんどの人が知らない過去思考のデメリット
・エネルギーの消費が激しい
ここに注目していきたいと思います。
過去思考をしているだけで,脳は急速にエネルギーを消耗していきます。
しかも過去思考がネガティブなものである場合,なかなかすぐに止めることができません。

あの時あんなことをしていなければ…今ごろ上手く行ってたのになぁ…
誰もが考えたことあることですが,過去についていろいろなパターンの思考がどんどん出てきて,この思考を止めることは意識的にはかなり難しいです。
その間,燃費の悪い車にずっと乗り続けないといけないのと同じようにエネルギー消費は続いていきます。
しかし,車のようにエネルギーをすぐに補給できるわけではありません。
過去だけではなく,未来志向についても同様です。
過去思考と未来志向は脳を疲弊させる


明日はこうしよう…いやこうしたほうがいいかも…
このような思考は日常的に誰もが行っています。
過去思考と同じように長い間続いてしまい,エネルギーをどんどん奪っていきます。
このように過去や未来について思考することは「疲れ」の面からすればかなりデメリットが大きいということになります。

休んでいるはずなのに疲れが取れない…
このようなことを感じたことがある人は,
休みの日にリフレッシュのつもりで遠出しても,
ずっと仕事の過去や未来について考えてしまっていて,結局脳を使い過ぎてしまっている可能性が高いです。
いくら環境を変えたとしても,そこで未来や過去について考えてしまっていたとしたら,全く休むことができていないということになります。
では本当の意味で休むにはどうしたらいいのでしょうか。
真の休む方法:現在志向

現在について思考すること,例えば

良い匂い〜

映画がおもしろい!!

ニャンが可愛いっっっ!!
など,思考が今感じている感情に向かっている時 は 現在について思考していると言えます。
このような現在への思考をしている時,脳は本当の意味で休息状態にあります。
今起きていることだけ考えればいいので考えないといけない範囲が少なくなるからですね。
つまり,仕事などで脳が疲れてしまい,休息を取りたいと思ったら,まず現在に意識を向けることをすべきということです。
よく言われる休む方法といえば
✅旅行
✅お風呂
✅アロマをたく
などは全て現在に思考を向けさせるための方法にすぎないんです。
⭕️旅行に行って周りの環境が変われば,その新しい環境に意識が向き,過去や未来について考えなくてもいい。
⭕️お風呂に使っていれば暖かい感覚や気持ちいいと感じる感覚に意識が向き,過去や未来を考えなくていい
⭕️アロマの香りに思考が向けば,過去や未来に意識を向けなくてもいい
つまり,意識的に現在に思考を向けることができるようになれば
仕事の休憩だろうが
アフターファイブだろうが
仕事中だろうが
脳の休息をとることができるということになるんです。
さいごに
今回は本当の意味で休む方法についてお話ししました。
バカンスに行くと言った時間やお金を多く消費する必要もなく,
✅ 現在について思考する
これだけで脳を休めることができるんです。
ストレス社会で精神的に病んでいく人が増えている世の中ですが,
成長にも方法があるように,休息にも方法があります。
きちんと学んで,自分の身を守っていきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
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